きっと俺が真っ先に死んじゃって、こんな形でメンバーの誰かがみんなに知らせてるっていうイメージはもっていたけれど、それは全くリアルじゃなくて半ばシャレで『俺の葬式は誰が参ってくれるのかなあ』程度の推測を楽しむ心の余裕さえあって、まさかブラッキーがこんなスピードで居なくなるなんて想像だにしてなかった俺は、頭の中でも口に出しても『何で…?』『何で…?』を繰り返すばかりで、知らせを受けて駆けつけた日から今日の今日もこのループの切れ目が見つかりません。
きっと長い時間がかかるんだろうと思います。
あの日以来、時間も場所も関係なく不意に俺の心の中に現れるブラッキーはずっと笑顔なのです。
俺もつられて笑顔です。
でも俺はもう十分だから奥さんを笑顔にしたってください。
さようなら じゃあまたな
おかげ様ブラザーズ kinta mino