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『カニの始末記』
いやぁ、残念だなぁ赤福。
結構好きだったんですよ。
あの、こし餡の滑らかな舌触り。甘さ加減も絶妙。
その日に食べきれなくても、冷蔵庫に入れとけば何日かもつしね。(まあ、企業もこれと同じことしてたわけだけど。)
近鉄電車の駅の売店には、いつも一番目立つところに赤福が山積みされてた。
これだけの数が1日でハケるのかとミョーに感心したものだ。
でも実際にはそれだけの数はハケてなかった。
購買意欲をそそる為に、毎日これ見よがしに山積みされた商品。
内情は毎日返品の山に囲まれ、企業家は途方に暮れていたわけだ。
大阪には「始末する」という言葉がある。
節約したり無駄を省いたりして家計などを上手くやりくりすることで、そういう人のことを「始末家」といって誉めたりする。
普通の家庭の出来事なら、彼らのしたことは「始末家」として称賛に値する。
残ったものを上手に無駄無く再利用してるしね。
老舗ならなおさら、そういった「始末」の感覚は伝統的にしみついていたであろう。
番頭はんが丁稚どんに向かって、
「あんさん、それ棄ててどないしまんねん。そないなことしたら罰当たりますで。かしてみなはれ。こうして餡を剥いて餅と分けますやろ・・・」
しかし、時代は変わり、伝統的な始末家は犯罪者になった。
あれ?いつになったらカニの話が出てくるのカニ?
赤福の事件がもう少し早く発覚してたらなあ。
ライブの時、巨大な赤福の着ぐるみ着て登場できたのになあ。
ミートホープの事件の時は、これかなとも思ったんだけど、ネタが古なってしもたし…。
で、カニはどうしたカニ?
う〜ん(汗)
特に意味なし。
昔、親方がステージで、「ヘビメタの奴等はずっと右手振り上げてばかりいるから、
右腕だけ筋肉付いてシオマネキみたいにデカなってる」という話をしたことがあって、
私は個人的にイメージが膨らんで大ウケした記憶がある。
まあ、このイメージを具体的な形にしてみたわけだが・・・
そうそう、これは道頓堀の○○道楽のカニとは違うからね。まあ、私の道楽でつくってしまったわけだが・・・・
あっちのはズワイガニ。こっちはシオマネキ。
シオマネキには、ひいてしまった潮を再び招きよせる霊力が備わっているという。
つまり、一度離れてしまったお客さんを再び呼び寄せるという『風水』的な意味合いもあるのだ。
これは、Dr.コパから聞いた話だから確かだ・・・・・・・ウソ。
結局、大騒ぎのあと、行き場を失った巨大なカニが私の部屋に残った。
いつまでもこんな気持ち悪いもんと寝起きを共にしてる場合じゃない。なにしろ私の部屋は狭いのだ。
問題はこいつの「始末」や。
(おっ、安もんのVシネマみたいなセリフ)
下手に南港とかに捨てたら、大騒ぎになりそうだし・・・
よし。暮れに軽トラに載せて街に売りに出ようっと。
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